環境と人に恵まれたことで、
働く場所よりも働く環境が大切だと実感

経理部
佐賀経理課
K.A.
2020年入社。大学時代は経済学科に所属し、ゼミでは地方創生について学ぶ。簿記や会計は未経験のため先輩社員に教えてもらい学んでいる。

入社の決め手は、親身に相談に乗ってくれる優しい人柄

就職活動では、近年のIT化に伴って成長が見込まれる半導体業界に興味を持っていました。しかし文系出身の私にとっては畑の違う理系企業で、入社することに不安がありました。SUMCOの説明会に参加したときに、そういった不安を正直に相談できる雰囲気があったため、思い切って打ち明けたところ、親身になって相談に乗ってもらえました。会社としての成長性にももちろん魅力を感じましたが、最終的には丁寧に優しく対応してくれた社員の人柄が大きな決め手となりました。
現在は経理部の佐賀経理課に所属し、シリコンウェーハ工場の原価計算業務を担当しています。毎月工場で発生するコスト等を集約して、半期の予算や過去の実績と比較分析した結果を工場長や経理部内で報告します。報告内容を基に、工場長や経営陣が今後の方針や課題を決めることになるため、経理の仕事には正確性が求められます。タイプミスや計算ミスがないか繰り返しチェックすることはもちろんのこと、少しでも疑問があれば積極的に質問したり、第三者の目を通して見てもらうようにしています。

製造活動とリンクさせながら数字の本質を見抜く

仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は、毎月の報告会で工場長や部内からの質問に対して、しっかり受け答えができたときです。例えば「なぜ今月の資材費が高くなっているのか」といった質問に答えるためには、製造現場と日頃からコミュニケーションをとって、何が起きたために資材のコストが上がってしまったのかを把握しておく必要があります。
また、単に工場の状況を把握するだけでなく、状況と数字を結びつけることが工場経理のカギです。工場での製造活動は、そのまま数字となって現れるため、現場からヒアリングした状況がどの部分の数字として表れているのか、一つひとつリンクさせて数字の裏にある意味合いをしっかり理解しなければいけません。数字の本質を見抜くというのはとても難しい仕事ですが、理解できたときの達成感は格別です。今はまだウェーハ工場の原価計算方法しか知りませんが、ゆくゆくは結晶工場の計算方法も学び、会社全体の経理として活躍していきたいです。

周りの環境や制度のおかげで、働きやすく暮らしやすい

働いてみて一番感じるのは、働く環境が何よりも大切だということです。配属当初は、佐賀というなじみのない土地に不安感がありましたが、勤務地よりも環境や周りの人という要素が満足度を大きく左右すると今では感じています。環境という点では、まず残業がほとんどないので、その分プライベートを充実させられます。また、優しい方が多く「大丈夫?手伝うよ」と助け合える体制が浸透していて本当に働きやすいです。制度面でも福利厚生が充実しており、住まいについては会社が借り上げた一般物件に、自己負担額1万円ほどで住めるほか、光熱費の補助もあり、食事の面でも食堂で安く昼食を食べることができます。
また、当初はなじみのなかった佐賀という土地にも、今では大きく2つのメリットを感じています。一つは、SUMCOの主要製造拠点であるため、現場の方と直接コミュニケーションが取れることです。経理として成長していく上で、現場の方と顔を合わせて仕事をした経験はアドバンテージになると感じています。もう一つは暮らしやすさです。美味しいものが多く、物価も比較的安いため生活しやすいです。
入社を検討している学生の方で、勤務地がネックで悩んでいる方がいたら、働く環境という視点で改めて考えてみるきっかけになれば嬉しいです。

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