Career Path / Technical 先輩のキャリアパス(技術系)

担当したシリコンウェーハを採用した新デバイスを実際に手に取って見た時はうれしかった

カスタマー技術部
課長補佐
村田 敬洋 大学院工学系研究科 電気電子工学専攻 2007年度入社

※ 所属部署、掲載内容は取材当時のものです。

大学で半導体関係の研究を行っていたこともあり、その関連の企業を志望していました。とはいえ最初は、やはりデバイスメーカーを主に見ており、まさかシリコンウェーハをつくるようになるとは思ってもいませんでした。ところが、調べていくうちにシリコンウェーハはさまざまな半導体の根幹を担っていること、しかも日本が世界のトップシェアを占めている業種だと知り、しだいに興味が強くなったのです。さらに、活躍されている大学OBの方にお話を聞き、事前に工場見学などをさせていただいて、入社後をイメージできたことが決め手となりました。

ロジックICメーカーのエピタキシャル・ウェーハ開発を担当

2007年、入社後最初に配属されたのは、現在のエピ技術部伊万里エピ技術課です。ここで、エピタキシャル・ウェーハ製造ラインのプロセスエンジニアとして、開発に携わりました。
エピ技術課所属の時代では、あるロジックICメーカーの先端品用のエピタキシャル・ウェーハ開発を担当したことが思い出に残っています。高い要求品質を実現し、かつ安定した量産条件をつくり出すために多くの苦労を伴いましたが、無事に量産がスタートした時には大きな達成感を味わいました。先端品の開発では参考書があるわけではないため、自身やチームのこだわりがそのまま結果につながります。苦労が大きかった分、自分が担当したシリコンウェーハを採用した新しいデバイスが世の中に出回り出し、実際に手に取って見た時は本当にうれしかったですね。
2009年には、台湾にある関連会社FST(FORMOSA SUMCO TECHNOLOGY CORPORATION)に出向し、エピタキシャル炉の立ち上げにも携わりました。

先端品開発を先導するのがカスタマー技術部の役割

現在のカスタマー技術部に移ったのは、2016年。カスタマー技術部は、技術部門の中でももっとも営業寄りの部署で、営業部と同じように担当のお客様を持っています。営業部が主に製品の数量や価格などを扱い、私たちカスタマー技術が技術的な仕様を担当するというイメージです。具体的には、お客様の先端品開発に対し、そのプロセス条件を把握し、より適したシリコンウェーハの仕様やいくつかの水準評価サンプルを提案して要求品質を打診します。そのフィードバックを受けて、当社の開発方針を社内技術部門に示して協議を行い、実現に向けたロードマップをまとめることで、先端品開発の成功に向け先導する役割を担うわけです。次世代製品の安定受注に対して技術的な責任を負うことはやりがいにつながりますし、多くの人とのつながりの中で業務ができる環境がこの仕事の醍醐味と感じます。

コミュニケーション力と幅広い知識が重要

お客様のニーズをどう社内に伝えるか、そのプロセスに正解はありません。お客様はもちろん、技術、工場のすべてのラインの人脈と知識をもてるかどうかが、製品開発成功のカギとなるため、日々コミュニケーションを深め、勉強を続けています。
現在は、主に韓国のお客様を担当しており、出張も毎月2、3回はあります。国柄も違うので戸惑うことも多いですが、日々新しい発見があり、楽しい毎日を過ごしています。

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