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キャリアステップ

事務職のキャリアステップ

経理部 経理課
永島 美由紀の場合
2006年度入社。文学部 英米文学科卒業。他部署の人にも理解できるよう、わかりやすく伝えるのが信条。2013年に結婚。自身が単身赴任する時期もあったため、単身赴任手当てなど福利厚生の手厚さを実感している。
STEP 1

経理未経験から、海外の数字を見るまでに。

最初の配属は経理部佐賀経理課。学生時代に経理を学んだわけではなく、当初は「原価差額」「歩留まり」などの専門用語がわからず戸惑いました。ゼロからのスタートだったため、自分で経理関連の参考図書を購入し、懸命に勉強しました。周りのサポートもあり、3年目くらいには原価計算や工場の業績管理、営業向けの原価見積もりの作成など、経理業務のひと通りをこなせている自覚が持てました。入社6年目の2011年には、東京本社にある経理部の予算課に異動し、海外関連会社の業績管理を担当。経営陣が見るような予算と実績、あるいは良し悪しなどの分析を行い、数字を通してSUMCOグループ全体の経営状態を見る、大局的な視点が養われた時期だったと思います。

STEP 2

アメリカの関連会社に出向し、主体性が高まる。

2014年に入社当初から抱いていた海外勤務の希望がかない、アメリカの関連会社に出向することになりました。約600人の現地社員と働いた2年間で、自分がぐんと成長した実感がありました。正直、アメリカに行くまでは「言われたことをやる」という域から完全に抜けきれていなかったのですが、新たな環境に刺激を受けたこともあり、主体性がぐっと高まりました。例えば、資金管理業務や財務会計業務などを行っていくなかで、「なぜこの損益なのか」「この数字は今後どうなっていくのか」と自ら考えられるようになったのは大きな進歩だと感じ、経営に近い仕事をしている責任感も増しました。また異文化の中で、現地社員との関わりがいかに重要であるかを肌で感じ、自らのコミュニケーション力に磨きをかけることが出来たと実感しました。

STEP 3

これまでの経験を活かし、外に向けた発信もしたい。

2017年に佐賀経理課に戻りました。後輩が多く、教える立場に新鮮さを感じながら、自らの判断力が必要なんだという自覚を持ちました。2019年の9月からは東京本社の経理部経理課に配属。連結決算、決算短信や有価証券報告書の作成など、今までの業務とは異なる新たな分野のスキル向上に励みつつ、新人のときとは違って自らの判断が必要となる業務も任されています。今後は、これまでの経験を活かし、株主の方や投資家の方に数字とその意味を説明するなど、外に向けてSUMCOの真価を発信する業務にも挑戦したいです。

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