よくあるご質問

1999年、300mmシリコンウェーハ事業に特化した合弁会社として、株式会社シリコンユナイテッドマニュファクチュアリング（Silicon United Manufacturing Corporation）を設立。現在の社名SUMCOは、その頭文字に由来しています。

SUMCOは、半導体の創生期からシリコンウェーハ事業を展開してきた老舗3社（三菱・住友・コマツ）の、技術力を継承している会社が前身です。前身の会社から、永年培ってきたお客様との技術交流・信頼関係を基盤として、お客様に最適なウェーハを提供しており、そのノウハウや技術力の点において、常に「技術で世界一の会社」を追求しています。

シリコンウェーハ事業は、今後も成長が期待される魅力的な事業です。特に他社が追随できない高付加価値のシリコンウェーハを提供することで、事業を強化していきます。SUMCOは、「技術で世界一の会社」をビジョンに掲げ、次世代製品の開発・ニーズにいち早く対応できるよう、弛まぬ研究開発にまい進して参ります。

半導体産業は、約75兆円市場(2022年度)です。半導体は“産業のコメ”といわれるだけに、その需要はますます拡大し、あらゆる産業界に浸透しています。

シリコンウェーハ業界は、日本メーカー2社が世界の約6割のシェアを占め、世界市場を牽引しています。なかでも当社は世界で1・2を争うポジションにあり、世界中の半導体デバイスメーカーごとに、最適なシリコンウェ－ハを提供しています。

かつて主流であったパソコンの半導体需要から、今日はスマートフォン、タブレット端末、データセンター、電気自動車、工作機械、医療機器、住宅機器へとシフトしており、これまで半導体を多く使用していなかった業界においても、新たな需要が期待できます。

4月の1カ月間は、東京本社と九州で新入社員の導入研修を実施しています。その後、製造現場実習を経た後に、それぞれの部門に配属しています。
新入社員の導入研修終了後、文系・理系とも2カ月間の製造現場実習を実施しています。
シリコンウェーハを製造できるエンジニア、ものづくりのわかる管理スタッフを養成する目的で実施しており、実習後の充実感も高いカリキュラムです。

配属先は、本人の専門領域、導入研修中の希望調査と会社の要員配置計画を勘案し、決定しています。

最近の傾向として海外法人の駐在員は、現地法人の総務･経理業務を担当する人材や海外のお客様を担当している営業職、技術サポートを行うエンジニアが主な対象者です。駐在期間は業務の目的・状況により一概にはいえませんが、グローバル人材育成を推進する観点から、定期的にローテーションを行っています。

語学力は、グローバルに事業展開しているなかで、エンジニアにもスタッフにも必要なスキルと捉えています。入社時点ではそのスキルをMUSTとしていませんが、幹部候補となる定期入社者については、中堅社員になるまでには、ビジネスの場で活用できるようになってほしいと考えています。そのため、これらの社員に入社後3年間、語学教育を必須として受講していただいています。

自宅から通勤できない人（遠隔地採用・転勤者）を対象として、寮や社宅が用意されています。朝・夕食の賄いつきの寮もあり、入居者は安価な家賃・食事代で利用することができます。

各工場には、食堂が設置されており、いわゆる定食以外にもアラカルトメニューにより料理が提供されています。
小規模工場では、お弁当をケータリングして提供しており、その他、本社・営業所では、昼食の費用補助を実施して、就業時の食費の負担低減を図っています。

神奈川県の箱根に自社保養所があります。本人・ご家族はもちろんのこと、社員の同行があれば友人・知人も利用できます。

当社の主力工場が立地する伊万里市には、最大40名の乳幼児を受け入れできるSUMCOいまり保育園を設置しています。工場から至近の場所にあり、仕事と育児の両立支援をサポートしています。

当社では、4月に入社した社員には、初年度15日の年休が付与されます。また次年度以降は、原則20日年休が付与されます。またSUMCOの年休消化率は、ここ数年は平均80％程度で推移しており、オンオフのメリハリのある充実した日々を過ごしてもらえるよう願っています。

毎年夏頃に各工場（事業所）において、社員は無料で参加できるビアパーティー等の慰安行事や、社内スポーツ大会を開催。社員相互の親睦や交流促進の一助としております。