化学の世界からシステムの世界へ 人を大切にする社風が導いた新たな道
就職活動では、将来性の高い成長産業である半導体関連の企業を軸に検討していました。そんな折、大学院時代の研究室の先輩が SUMCO に在籍していることを知り、実際の仕事内容や職場の雰囲気を直接詳しく聞く機会を得たことが、応募したきっかけです。大学院では化学を専攻しておりましたが、システム関係の仕事に興味を持っていたため SUMCO のシステム部門を希望しました。SUMCO には「人を大切にする文化」があると感じています。
離職率の低さや平均残業時間の少なさといったデータからも、社員が安心して長く働ける環境が整っていることがうかがえ、ここなら一歩ずつ着実にキャリアを築いていけると感じたのが入社の決め手です。
現在は主に SUMCO の結晶工場で使用されている操業システムの保守・改善業務を行っています。具体的にはシリコン結晶一本一本の長さや重量といった膨大なデータの入力や保管、そのデータを使っての品質自動判定、さらには製造現場で使用する部品の在庫管理などを担う操業システムの改修やトラブル対応です。専門分野とは異なるスタートでしたが、先輩方の丁寧な資料や手厚い OJT 体制のおかげで、不安を感じることなくスムーズに業務に馴染むことができました。
実際に現場へ足を運ばないと 分からない真実があることを知った
システムの仕事はデスクワークが中心と思われがちですが、私は積極的に製造現場へ足を運ぶようにしています。実際にシステムを使う方々の声を直接聞くことで、より使いやすく、ミスのないシステムへの改善案が見えてくるからです。また、現場の方から「業務が改善したよ」と声をかけていただけることが、何よりのモチベーションになっています。
仕事をする上で最も大切にしているのは、主体性を持って取り組むことです。学生時代までの研究では指示を待って進めることが多かったですが、プロとして働く以上、まずは自分の頭で考えることを心がけています。上司に相談する際も、単に答えを求めるのではなく、「自分はこう考えますが、どうでしょうか」と自身の意見を添えて提案するようにしています。この姿勢こそがスムーズな業務遂行と自分自身の成長につながっていると実感しています。
これまでで最も印象に残っている仕事は製造装置とシステムを連携させるための通信テストの業務です。当初は通信エラーなどの不具合が相次ぎ、一筋縄では解決できませんでしたが、先輩から教わった手順に沿って原因をひとつひとつ地道に切り分け、解決策を探っていきました。自らの手でトラブルを解消し、目の前で装置が正常に動き出した瞬間の達成感は今でも忘れられません。困った時に的確な助言をくださる先輩や、若手のうちから責任ある役割を任せてくれる環境があるからこそ安心して挑戦できています。
入社して 2 年以上が経ち、部長や次長への報告、他部門との調整といった人前で話す機会を数多く経験することで、着実にスキルアップできている実感があります。5 年後には、自らがチームを牽引するリーダーとして活躍し、現場の方々から「システムのことならこの人に聞けば間違いない」と厚い信頼を寄せられるエンジニアになることが目標です。


