マテリアリティ(重要課題)

SUMCOは、ステークホルダーの皆様からの要請に応えつつ、社会課題の解決と持続的な企業価値の向上に向けて重点的に取り組む課題をマテリアリティとして特定し、マテリアリティの目標達成に向け、ESG活動に取り組んでおります。

マテリアリティ特定のプロセス

STEP 01

現在取り組んでいるESG課題の棚卸を実施し、GRIスタンダードとの整合性を確認

STEP 02

当社にとっての重要度、ステークホルダーにとっての重要度の両方の観点で優先順位を付け、マテリアリティ候補をリストアップ

STEP 03

当社の企業価値向上の源泉である「」「」「CSR方針」との関連性の検証を行い、マテリアリティを特定

STEP 04

取締役会において審議・承認

SUMCOのマテリアリティ

環境 Environment

地球温暖化防止への取り組み

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
ネットゼロ 地球温暖化防止に向けた取り組みを強化すべく、ネットゼロの実現のため、目標を設定し取り組んでいます。 GHG排出量(Scope 1+2:国内+海外)を、2030年に2023年比42%削減(年6.0%減)、2050年に100%減(ネットゼロ) 2025年目標の12.0%削減(2023年比)に対し、実績は12.0%削減と目標達成しました。

省資源活動

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
水資源の有効活用 SUMCOグループは、貴重な地球環境を未来の世代に引き継ぐため、環境マネジメントシステムを構築し、すべての工場でISO14001の認証を取得して、地球温暖化防止、水資源の有効活用、廃棄物のリサイクル化推進など、環境に配慮した生産活動を行っています。 水リサイクル率の高位安定 水リサイクル率は、38.9%と従来レベルを維持しました。

循環型社会構築への貢献

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
廃棄物の管理 SUMCOグループは、貴重な地球環境を未来の世代に引き継ぐため、環境マネジメントシステムを構築し、すべての工場でISO14001の認証を取得して、地球温暖化防止、水資源の有効活用、廃棄物のリサイクル化推進など、環境に配慮した生産活動を行っています。 有価物化、リサイクル率の向上 産廃物リサイクル率は、82.5%と前年から増加しました。
社会 Social

安全・健康衛生への取り組み

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
労働災害の防止 「従業員の安全と健康がすべてに優先する」との理念の下、全員参加の活発なコミュニケーションにより、「安全で心身共に健康な快適職場づくり」に取り組んでいます。 休業災害度数率 0.3以下 各種の安全教育と訓練を定期的に実施し、安全意識向上に取り組みましたが、休業災害度数率は目標の0.2以下に対し0.47となりました。
健康経営の維持 安全に関しては、労働災害のない安全な職場づくりを目指して労働安全マネジメントシステムの維持・改善に取り組み、健康管理では「メンタルヘルス」「禁煙」「生活習慣」の3つの課題を中心に活動しております。 ERI調整後総合健康リスク100以下の維持 2025年度のERI調整後の総合健康リスク90となり良好な状態を維持しました。
従業員の健康を重要な経営資源の1つと捉え、健康の維持・増進活動、ならびに職場環境改善に取り組みました。

人材の育成

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
研修の充実 SUMCOビジョンに掲げた「技術で世界一の会社」「従業員が活き活きとした利益マインドの高い会社」を実現する為に、継続的に人材に投資し、キャリア育成プログラムの充実を図っています。

新入社員から管理職・役員に至るまで、多角的なアプローチで研修機会を充実していきます。
Web活用も含め研修時間の前年比増加 2025年は前年比で約2,223時間、7.6%増加しました。
オンライン研修の活用も含め研修の充実に取り組みました。

女性活躍の推進

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
女性管理職比率の向上 社内の多様性を高め、女性の活躍を一層推進していくために、女性管理職比率の中期的な目標を設定しました。
女性が働きやすい環境の整備に向け、活動を強化してまいります。
(単体)2021年12月末時点: 1%→2030年:10%
(連結)2021年12月末時点: 6.5%→2030年:12%
2025年は単体で2.6%、連結で8.8%となりました。女性活躍を支援する勤務制度の充実に取り組むと共に、女性のキャリア採用を積極的に進めました。
  • SUMCOから他社への出向者を含め、他社からSUMCOへの出向者を除く

顧客価値創造を支える研究開発力と技術力

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
開発パートナーとしての貢献 企業価値向上の源泉は、「見えない資産」による顧客価値創造を支える研究開発力と技術力であり、SUMCOはお客様の開発パートナーとして、最先端製品において高い世界シェアをいただいています。

また半導体の進化をサポートすることで、SDGs達成に貢献していきます。
最先端分野での世界シェア50%超の維持 最先端ロジック向けウェーハで世界シェア50%超を維持しました。お客様から開発パートナーとしての高い技術開発力と安定品質を評価していただき、トップサプライヤーのポジションを維持しました。
顧客満足度の向上 常にファーストコールのかかる会社であり続けるには、お客様との緊密なコミュニケーションが大切です。

ニーズに合致した製品を迅速に供給し、パフォーマンスの確認とフォローアップを継続することで、強固な信頼関係を構築しています。

お客様からいただいた当社のQCDS評価情報を分析し、経営及び関係部門で共有し、改善活動につなげ顧客満足度の向上に取り組んでいます。
顧客満足度スコアの高評価を維持 お客様からのサプライヤー評価で、全平均で85点以上(100点満点)を維持しました。サプライヤー評価を全社で共有し、各部門の改善活動に展開することで、品質と技術のスコアで高い評価をいただきました。

CSR調達の推進と調達リスクの軽減

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
CSR調達方針定着の推進 お取引先の皆様とCSRに関する社会的要請を共有しつつ、サプライチェーンにおける人権、労働、安全、環境、倫理などの課題について、共に取り組むことが重要と考えています。

SUMCO CSR調達方針を説明会や監査等において、お取引先の皆様と共有し、責任ある調達活動を推進しています。
サプライヤー向け情勢説明会・
CSR監査の実施
サプライヤー向けの情勢説明会において、当社のCSR調達方針をお伝えし、当社CSR調達方針の一層の定着を図りました。またCSR監査も実施しました。
資材調達のBCPの強化 サプライチェーンのリスクマネジメントは重要課題であり、お客様も関心の高いテーマです。

当社では、リスクに応じた適正な在庫の確保や複数購買等、平時において事前の準備を進めており、災害や事故発生時には生産への影響の極小化に全力を尽くすべく、必要な体制を整備しています。
調達ルートの複線化の継続・
取引先安全教育の実施
災害や事故発生時のリスク対応として、複数購買化を推進しました。また、取引先安全教育をサイトごとに実施しました。

株主・投資家とのコミュニケーション

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
IR活動の充実 投資家への適時、適切な会社情報の開示が健全な証券市場の根幹を成すものであることを充分に認識し、常に投資家の視点に立った迅速、正確かつ公平な会社情報の開示の徹底を基本方針としています。

最終製品の需要予想に基づくシリコンウェーハ市場の中長期需要予測等、投資判断に有用な情報であれば、積極的に開示を行なっています。
投資家向けIR実施回数の維持・継続 投資家との継続的な対話を通じて、企業価値向上に資する情報発信に努めました。
ガバナンス Governance

リスク管理の強化

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
BCPの整備への取り組み シリコンウェーハ事業はIT社会を支える基幹産業であり、SUMCOグループは世界の半導体デバイスメーカーに対して安定的に供給する責任を負っています。

リスク管理統括組織であるBSC(Business Security Committee)においてリスクマネジメント活動を推進すると共に、定期的な訓練によって、事業継続性、緊急時の対応能力の向上に努めています。
BCP訓練の実施 2025年も、前年のBSCでの審議内容を踏まえ一層のBCP整備を進めるとともに、首都直下型地震により本社機能が停止した場合に備えた訓練や、各工場にて災害発生に備えた総合防災訓練・BCP訓練を実施しました。

コンプライアンスの推進

重点テーマ 特定の理由 目標 2025年取り組み実績
コンプライアンス意識の継続的強化 法令や守るべき社会規範を確実に遵守することは、当社が社会的責任を果たすうえで根幹をなすものであり、また当社の企業価値の持続的な向上に不可欠です。

従業員が守るべき規範を定めた「SUMCO行動憲章」等の教育を、グループ全従業員に対して定期的に実施し、コンプライアンス意識の継続的強化を図ります。
コンプライアンス教育の実施 2025年も、eラーニング等を用い、全従業員を対象に「SUMCO行動憲章」のトレーニングを実施しました。