健康経営への取り組み

SUMCOグループの健康に関する考え方

SUMCOグループは「従業員の安全と健康がすべてに優先する」との理念を基盤に、従業員が心身ともに健康で活き活きと働くことを通じて、利益マインドの高いエクセレントカンパニーを目指しています。その実現に向けて「SUMCO健康宣言」を社内外に発表し、健康増進活動を単なる福利厚生ではなく、持続的な成長を支える"未来への健康投資"として戦略的に展開しています。

健康経営責任者 窪添 伸一

SUMCOグループ健康宣言

SUMCOグループは、従業員の健康を重要な経営資源の一つととらえ、一人ひとりの主体的な健康保持・増進活動に対する支援と、組織的な取組みの積極的な推進により、全員が活き活きと働ける企業グループを目指します。

当社のKGI・KPI

当社の健康経営における KGI(Key Goal Indicator:最終的に目指す成果目標) は、プレゼンティーズム・アブセンティーズムの低減による生産性向上、ワークエンゲージメント・仕事の満足度・働き甲斐の向上による従業員の活力ある就労状態の実現という5つの成果を評価要素としています。このうち3つ以上を達成した場合を、KGI達成と定義しています。これに対し、KPI(Key Performance Indicator:実行指標) として、努力報酬比調整後総合健康リスクの改善や、生活習慣を改善している従業員割合の向上などを具体的に数値で設定し、定量的に評価しています。

2025年計画値として設定したKGI5指標のうち、2025年終了時点で2項目(アブセンティーズム、仕事の満足度)の目標を達成しました。働きがいについても、2020年比で5.5ポイント改善し、目標値まで0.6ポイントの水準まで到達しています。一方で、KGI達成基準である「3項目以上の達成」には至らなかったことから、未達成項目について要因分析を実施し、改善施策の強化を進めています。

今後は、新たに設定した2030年計画値の達成に向け、これまでの取組の成果と課題を踏まえ、計画的に施策を推進してまいります。

当社におけるKGI

項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
2030年
計画値
注釈
プレゼンティーズム 4.20 4.00 3.80 4.00 3.9 3.5 ※1
アブセンティーズム 4.30 4.90 4.40 3.90 3.5 3.3 ※2
ワークエンゲージメント 2.60 2.63 2.61 2.57 2.53 2.63 ※3
仕事の満足度 63.40 65.70 68.90 68.70 68.9 70.0 ※4
働き甲斐 61.90 64.00 67.30 66.80 67.4 70.0 ※5
  • プレゼンティーズム
    過去12か月の間に、休みを取ったほうが良い健康状態のまま仕事に来たと回答した従業員の平均日数
    ●2025年度末までの目標:プレゼンティーズム3.5日
  • アブセンティーズム
    過去12か月の間に、病気や健康上の理由で休んだと回答した従業員の平均日数(年休も含む)
    ●2025年度末までの目標:アブセンティーズム4.0日
  • ワークエンゲージメント
    仕事に関する9項目の従業員アンケート(0~6点の7段階評価)の平均点
    ●2025年度末までの目標 2.75%
  • 仕事の満足度
    仕事に満足だ「満足」、「まあ満足」と回答した従業員割合
    ●2025年度までの目標:仕事の満足度68%
  • 働きがい
    働きがいのある仕事だ「そうだ」、「まあそうだ」と回答した従業員割合
    ●2025年度までの目標:働きがい68%

健康推進体制

  • 健康推進に関する会議体

    最上位に全社安全衛生委員会、中間に全社健康委員会、最下位に健康推進会議が配置され、各層のメンバーと事務局が記載されている
  • 半導体産業は、グローバル競争下での高い信頼性・品質要求に応えるため、従業員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮することが不可欠です。SUMCOグループでは、定期的に開催される全社安全衛生委員会、全社健康委員会、健康推進会議を通じて、各拠点の活動状況や健康指標(KPI)の達成度を共有し、その成果を新たな施策や改善に反映しています。

    また、専門性の高い人材による支援体制を整備しており、個別保健指導、禁煙支援、ストレスチェックを活用した職場環境改善やメンタルヘルス研修を健康保険組合・労働組合と共に推進しており、取引先企業とも健康衛生活動の連携(会議での意見収集等)、並びに健康経営活動のノウハウ提供を実施しています。

    こうした取り組みを通じて、KPIの積み上げがKGIの達成につながり、ひいては従業員の活力と企業競争力の向上を実現するという健康経営のPDCAを継続的に進めています。

    このように、当社の健康経営は、半導体産業に求められる「高い安全性と信頼性」を従業員の健康から支え、グローバル市場で持続的に成長し会社の価値を高めていく基盤となっています。

産業看護職の配置

拠点 千歳工場 JSQ事業部 米沢工場 東京・大阪・福岡 九州事業所(伊万里・長浜) 九州事業所(伊万里・久原) 九州事業所(佐賀) SUMCOテクノロジー(野田) 高純度シリコン(四日市) SUMCO TECHXIV(長崎) SUMCO TECHXIV(宮崎)
産業看護職 1 1 1 1 3 3 1 1 1 3 1

健康経営の取り組み

  • 健康経営優良法人(ホワイト500)のロゴ画像
    健康経営銘柄のロゴ画像
  • 当社では、従業員一人ひとりの健康維持・増進のため、全社横断的かつ計画的に各種施策を推進しています。

    その取り組みが評価され、健康経営に優れた企業として、経済産業省と東京証券取引所が上場企業の中から共同で選ぶ「健康経営銘柄」に、通算4度目の選定を受けました。

    また、2019年以降8年連続で、経済産業省と日本健康会議が選定する「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定も受けています。

当社の健康管理の課題

当社では健康管理の課題として、特に「1. メンタルヘルス」、「2. 禁煙」、「3. 生活習慣病」の3つに着目し、目標値を定めて中長期計画を作成し、活動を行っています。

1. メンタルヘルス

当社では従業員のメンタルヘルスを良好に保つことが、高い顧客要求に応え、生産性が高く、活き活きと仕事をするための職場環境の整備に繋がるものと考え、メンタルヘルス不調の一次予防の一環として、2003年より、労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)の中で職場環境改善活動を運用し、評価を行っています。

また、職場環境改善については職場単位のストレス調査結果をもとに従業員一人ひとりが職場内で職場環境改善に向けた意見を出し合い、取組み項目を決定し活動しており、良好事例を社内HPに掲示しています。

主な取組み項目

  • メンタルヘルス研修(階層別研修、e-learning)、カウンセラー等への相談体制
  • ストレス調査に基づく職場環境改善活動

活動事例紹介

ストレス調査結果による、職場環境改善事例

SUMCOグループでは、ストレス調査の結果で負荷が高い分析結果が出た部署については、OSHMSの枠組みでそれぞれの部署による自発的な職場環境改善を行っています。改善活動の一例をご紹介しますと、時間外労働が多い状態が続いていた職場において、その職場のリーダーが、FTA(Fault Tree Analysis)を作成・実行して結果をレビューし、対策の有効性を評価した事例がありました。業務量と要員数の調整、従業員毎の業務の再配分を実施するとともに、労働時間短縮に向けた意識醸成を図るため、職場の掲示板への残業時間縮減に向けたメッセージの掲示や、定時退社日活用のモニタリング等の取り組みを行うことにより、各人の退社時間を早め、残業時間を縮減することに成功しました。またこのような取り組みと併せて、年休取得率をトレースして年休取得を励行するなど、SUMCOグループでは、従業員のワークライフバランスに配慮した取り組みを進めています。

活動実績

項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
2030年
計画値
注釈
ERI調整後総合健康リスク 103 98 89 87 90 87以下 ※6
高ストレス率 14.2 13.5 11.8 12.0 13.6 10.0 ※7
  • ERI総合健康リスクは、総合健康リスクに努力-報酬比不均衡(ERI)モデルによる評価結果を加味して算出
  • 高ストレス率=該当数/受検数
  • 高ストレス者の定義
    職業性ストレス簡易調査票(57項目)を使用し、以下a又はbのいずれかに該当する者を高ストレス者と定義する。
    • 「心身のストレス反応」(29項目)の6尺度(活気、イライラ感、不安感、抑うつ感、疲労感、身体愁訴)について、5段階評価(ストレスの高い方が 1点、低い方が5点)に換算し、6尺度の合計点が12点以下である者
    • 「仕事のストレス要因」(17項目)の9尺度(仕事の量、仕事の質、身体的負担度等) 及び「周囲のサポート」(9項目)の3尺度(上司からのサポート、同僚からのサポート等)の計12尺度について、素点換算表により5段階評価に換算し、12尺度の合計点が26点以下であって、かつ、「心身のストレス反応」の6尺度の合計点が17点以下である者
項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
注釈
総合健康リスク 103 100 97 96 97 ※8
ストレスチェックの受検数 5,984名 6,478名 6,936名 7,267名 7,208名 ※9
ストレスチェックの受検率 98.6% 97.3% 98.0% 99.0% 99.1% ※10
  • 総合健康リスクはストレス調査から仕事のストレス判定図を使用し算出
  • 受検数=アブセンティーズム・プレゼンティーズム・ワークエンゲージメント測定人数
  • 受検率=アブセンティーズム・プレゼンティーズム・ワークエンゲージメント回答率

2. 禁煙推進活動

2020年1月に当社グループ全従業員を対象とした喫煙に関するアンケートを実施し、その結果より喫煙者の喫煙頻度や回数などの傾向分析を行い、それぞれの特性や年代も踏まえた禁煙教育や個別の保健指導を展開した結果、喫煙率は2018年の46.0%に対し、2025年は29.9%と8年間で16.1%減少しています。

従業員の健康保持・増進の観点から当社敷地内喫煙所を閉鎖したほか、健康保険制度も活用した禁煙外来治療や禁煙補助剤等の購入補助制度を完備し、従業員が自己負担する事なく禁煙にチャレンジできる支援施策を行っています。

主な取組み項目

  • 喫煙に関する全従業員アンケート結果による傾向分析
  • 上記結果に基づく禁煙教育と個別保健指導による禁煙治療利用促進(会社補助による禁煙治療無料化)
  • 禁煙補助剤購入補助
  • 職場対抗禁煙チャレンジレース(九州事業所)
  • 敷地内喫煙所閉鎖
  • 保健スタッフによる個別禁煙指導(2024年度 652名のうち禁煙成功者60名)
  • 禁煙教育
  • 専門医による喫煙者・管理職などの禁煙サポーター向け講話(長崎・宮崎)
  • 従業員による禁煙体験談の講話(米沢・野田)

活動事例紹介

SUMCOグループでは、全従業員向けの禁煙アンケート、教育等の施策の他、各拠点で禁煙を推進するイベントを実施し、禁煙にポジティブに取り組める施策立案を行っています。

集団へのアプローチと共に、産業看護職による個別の支援では、禁煙にチャレンジしたものの再喫煙となった方や、禁煙について現時点では考えていないという方にも、ライフステージの変化など個別の状況に寄り添い、継続支援を行っています。

2025年には従業員の家族へ禁煙補助制度の案内を行いました。多方面からのサポートの上で、自発的な禁煙を促す施策立案とサポートを行っています。

活動実績

項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
2030年
計画値
喫煙率 31.9% 31.9% 31.5% 30.7% 29.9% 25.0%

3. 生活習慣病対策、その他

  • SPORTS YELL COMPANY 2026のロゴ画像
  • 定期健康診断分析の結果、30歳から40歳にかけてメタボリック症候群の従業員割合が増加することから、40歳前の従業員を対象に生活習慣の改善を目的とした健康教室や保健指導を実施しています。また、当社九州事業所(佐賀県)では、39歳の従業員を対象に外部の管理栄養士やスロージョギング協会等の協力を得ながら39歳健康教室を実施し、食事指導やスロージョギング®️の実践を通じてその効果を検証することで、次年度の指導内容の改善につなげています。2025年は、39歳健康教室におけるスロージョギング®️導入後の3か月経過時の調査により、有意に運動習慣の改善が見られました。運動習慣促進施策の一環として全社的にウォーキングイベントを開催しており、毎年各地区の特性に合わせた方法で開催し、参加者が増加しています。その結果30分以上の運動習慣割合が増加傾向にあり、従業員の行動変容を促す取組みとして成果が出ています。また、従業員の年齢構成の高度化に伴い、転倒やつまずき機会のリスクが増えることを想定し、福岡大学スポーツ科学部と共同で従業員の運動機能を評価し、SUMCO転倒防止体操を開発・社内展開しています。その他、女性従業員の健康確保対策として、全女性従業員を対象としたアンケートを行い、ニーズを把握しながら健康教室やエクオール検査の無料実施、がん検診の会社補助制度などの施策を行っています。

    2025年には、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の実施等に向けた積極的な取組を行っている企業としてスポーツエールカンパニーの認定を受けました。全社で実施中のウォーキングイベントによる心身のウェルビーイング増進、また、始業前や就業中に実施するラジオ体操・SUMCO転倒防止体操が評価されています。

主な取組み項目

  • ウォーキングイベント
  • 39歳健康教室(九州事業所)
  • 食生活改善教育
  • 個別保健指導
  • 特定保健指導のフォロー
  • 生活習慣病に関するリーフレットの配布

活動事例紹介

九州事業所では、30・35・39歳の従業員を対象に生活習慣改善教育を⾏い、ヘルスリテラシーを評価しています。30・35歳は摂取カロリー記録、39歳は食事実習にて自分の食生活を評価し、eHEALSで推移を追っています。また、毎年社内食堂や自販機を含めた食習慣のアンケートを実施し、食堂動線にナッジ理論を活用してサラダや⼩鉢を選びやすく配置しています。管理栄養⼠による講義とグループ討議で楽しく食習慣改善を学ぶ機会も提供しています。

また、栄養状態を測定するための尿検査キットを使用し、健康的な食生活を送る為の支援を実施しています。

活動実績

項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
2030年
計画値
注釈
メタボ従業員割合 29.4% 29.9% 28.8% 30.3% 30.0% 27.0% ※11
30分以上の運動習慣割合 27.6% 29.0% 29.6% 31.3% 31.8% 40.0%
睡眠で休養がとれていない割合 33.5% 33.7% 33.1% 32.6% 32.1% 30.0%
定期健康診断後の二次健診
(受診率)
- - 95.1% 94.9% 95.8% 100.0%
  • メタボ従業員割合:(予備群+該当)者/受診者
項目 2021年
実績
2022年
実績
2023年
実績
2024年
実績
2025年
実績
注釈
適正体重維持者 63.9% 63.9% 64.4% 63.2% 63.6% ※12
血圧リスク者率 0.7% 0.9% 0.8% 0.6% 0.6% ※13
血糖リスク者率 0.6% 0.6% 0.7% 0.8% 0.6% ※14
39歳健康教室(参加率) - - 100.0% 100.0% 100.0%
39歳健康教室(満足度) - - - 98.0% 95.4%
食生活改善(参加率) - - 98.0% 98.4% 98.0%
ウォーキング活動 - - 55.9% 58.5% 61.2%
定期健康診断(受診率) - - 100.0% 100.0% 100.0%
  • 適正体重維持者:BMIが18.5~25未満の割合
  • 血圧リスク:収縮期血圧180mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上の人の割合
  • 血糖リスク:HbA1cが8.0%以上の人の割合

ウェルビーイング向上の為の施策

従業員一人ひとりの心身の健康を第一に考え、転倒防止体操の開発・展開、それぞれのライフステージに応じた健康支援、全社的な健康啓発活動など、多角的な施策を推進しています。これらの取り組みを通じて、誰もが安心して働ける職場環境の実現を目指しています。

当社グループでは、従業員の年齢構成の変化に伴い、転倒やつまずき機会のリスク増加が想定されていることを受け、2018年に福岡大学スポーツ科学部と共同で従業員の運動機能を評価し、「SUMCO転倒防止体操」を開発しました。以降、始業前や就業中に実施を推奨し、社内で展開しています。リモートワークを実施している従業員でも取り組めるよう、社内イントラネットに掲載し、運動を推奨しています。併せて行っているラジオ体操の取り組みは、九州事業所において表彰を受けました。これらの取り組みが評価され、当社は2025年より、従業員の健康増進のためのスポーツ活動等に積極的に取り組む企業として、『スポーツエールカンパニー』の認定を受けています。

また、従業員一人ひとりの多様な働き方と健康を支えるため、2020年より全社共通の就業配慮に関する実施標準を定め、産業看護職を中心に運用しています。治療と仕事の両立や、健康上の不安がある従業員に対して、就業中の安全確保と疾病の増悪防止を目的としたサポート体制を整えています。

その他、女性従業員の健康確保対策として、全女性従業員を対象としたアンケートを実施し、ニーズを把握しながら健康教室やエクオール検査の無料実施、がん検診の会社補助制度などの施策を行っています。

2025年には、グループ全従業員に対して健康経営責任者からのメッセージを添えた「健康に関するリーフレット」を送付しました。これは、当社の禁煙補助制度やがん検診補助、生活習慣に関する情報を改めて提供することを目的としたものです。また、資料作成や発送作業をグループ会社である特例子会社に発注することで、当該職場における共同作業を通じた職場環境づくりにも貢献しました。

主な取り組み項目

  • 定期健康診断後の個別保健指導(血圧、血糖値の改善指導含む)
  • エクオール無料検査(希望者)
  • がん検診会社補助制度
  • 各種施策
  • 仕事と育児の両立リーフレット作成・教育の実施
  • 上級管理職に対する健康リテラシーに関する講話

活動事例紹介

女性を対象とした健康教育(三か年計画)を策定し、女性従業員のヘルスリテラシー(健康について最低限知っておくべき知識)を向上させるとともに、年代ごとの課題や、健康を阻害する社会的要因への対応も含め、近年の女性の健康に関わる問題変化に応じた教育や支援の充実を図っています。

実施年度 対象 内容 方法 受講率
2022年
(初年度)
全世代 ヘルスリテラシー教育 e-ラーニング教育 99.9%
2023年
(2年目)
40歳未満
  • PMSなど若年層に多い就業に影響する婦人科疾患
  • プレコンセプションケア
  • 婦人科がん検診、AYA世代(15~39歳)のがん
女性産婦人科医による講演 90.0%
2024年
(3年目)
40歳以上
  • 更年期障害
  • 更年期以降に発生しやすい生活習慣病等に関する啓発や健康教育
  • がん検診等
女性産婦人科医による講演 95.1%

活動実績

項目 2023年実績 2024年実績 2025年実績
SUMCO転倒防止体操
(実施率)
84.7% 85.1% 85.2%
従業員に対するイーヘルスリテラシー理解度 - - 28.0%

当社健康経営の総合的な指標と各取組みの戦略マップへの展開

当社では健康経営に取組むことで、健康戦略マップの最終目標に掲げている、活き活きとした人材確保により高い創造性を作り出すこと、また、不健康や傷病による生産性に影響を及ぼす機会を防ぐという課題解決につながると考えています。そのため、これらの状況を可視化するため総合的な指標を数値化し、各取組みを健康投資として戦略的に体系立てて成果を得られるよう戦略マップへ展開することで、毎年の評価を実施し、以降の必要な対策に繋げています。

SUMCO健康経営戦略マップ概要

SUMCO健康投資管理会計について

  • 全社産業医 彌冨 美奈子の写真
    全社産業医 彌冨 美奈子
  • SUMCO健康経営戦略マップでは、上部に職場環境への取り組み、下部に従業員一人ひとりの健康施策を配置し、心理的健康やウェルビーイングの向上と、多様な人材が安心して力を発揮できる職場づくりを両輪として推進しています。この戦略マップに基づき、各健康投資施策の投資額と効果を継続的に検証し、リスクと機会を一体的に捉えながら、より効果的な施策へと柔軟に改善する運用を行っています。

    こうした健康経営の取り組みは、当社グループのISO45001に基づくリスク・機会マネジメントの中で、企業価値や投資評価への影響、従業員の健康増進や生産性向上といった機会の創出とともに、高齢労働者の労働災害、感染症、業務起因のメンタルヘルス不調、長時間労働、母性保護、生活習慣病など、事業活動に影響を及ぼし得る健康・労働リスクを包括的に捉える枠組みとして整理されています。

    これらの視点を日頃の安全衛生活動に反映することで、健康課題を単なるリスク対応にとどめることなく、自然な形で企業価値の向上につなげていくことができるよう、継続的な取り組みを進めています。

    特に、従業員参加型の職場環境改善の取り組みが定着し、ストレス調査や最終指標の改善に加え、仕事の満足度や働きがいといった人的健康資源が年々蓄積されています。心理的要因やエルゴノミクスを踏まえた職場環境整備、ウォーキングなどの参加型施策は、従業員の行動変容を促し、健康保持・増進やパフォーマンス向上との関連が確認されるなど、費用対効果の高い取り組みとなっています。